11月ですね。
2010年もあっという間。
年末にはいろんなイベントが控えてますが、最近はイベントの「価値」というものがどうも低くなってしまって、誰でも好きなイベント選んで出れてしまうような感じになってる気がします。
確かに、ライブハウスが少なかった時代は、「高校生でも気軽に出れる敷居の低いイベント」という目標で、若手向けのイベントを企画してきた経緯はあるんですが、
これだけライブハウスも増えて、ライブ自体の価値が下がってくると、
選ぶ基準が内容とかではなく
「あっちのほうが安いよ」
「その日は都合あわないから別な日にして」とか、
企画そのものに対する意識よりも、自分たちの出やすい日をバンド基準で選べてしまう、その意識のほうが高くなってしまってるんじゃないかと思うんです。
もちろん気軽さも大事なんですけど、いわゆる通常ブッキングでライブハウスに電話して組んでもらうライブと、「イベント」って、少し違うと思うんですよ。
イベントには企画者の思いとか、テーマとか、普通のライブとは違う「何か」を追求したものであって、ただなんとなく出たいバンドだけを集めてやるようなものじゃないと思うんですね。
だから、組む側としても
「あのイベントに出たい!」
と思えるような企画を組んでいこうと一生懸命練ってるんです。
だからこそ、「誘ってもらってうれしい!」って思ってもらえるようなイベントにしたいし、そのためには「誰でも気軽に」というスタンスではないわけです。
もちろん、一般的に「いいイベント」はチケット単価が高くなります。
バンドの人からすれば「ノルマが高い」と思う人も少なからずいると思うんですよね。
でも、企画の内容に見合った価値をイベントにつけて、それに出演することで得られるバンドの知名度とか、宣伝効果とか、あるいは自分たちの自信とか、それって決して安ければいいというものではないと思うんですよね。
チケットがいくらであろうと、見に来たいと思う人がいれば買ってくれるし、
来てみて期待はずれだったら次はこないだろうし、
買ったチケット以上の充実考えられれば、きっとまた次も来てくれると思うし。
そういうイベントの質の高め方を考えてイベントのオーガナイザーは企画していると思うし、
参加するバンドもそういう意識で自分たちのパフォーマンスを考えていかなきゃ、いいイベントは創れないと思うんです。
いろいろとこちらからお誘いしている企画がありますが、やっぱり「誘われてうれしい!」って思ってもらえるようなイベントを企画していかなきゃいけないなっていうオーガナイザーとしての自覚と、プレッシャーもありますw
だから、ぜひ誘われたバンドの皆さんには、もしその企画に「出たい」と思ってくれたなら、出演できるような最大限の努力をしてほしいんですね。
たまに、「あ、都合わるいんでー、次の時に誘ってください」みたいな返事あるんですけど、
ぶっちゃけそのイベントに「次」はナイわけで。いつでも誘ってるわけじゃないんですよってことはしっかり自覚してもらえるといいですね。
もちろんどうしてもタイミング合わないってこともあるので、それはそれで仕方ないんですけど、やっぱり出るために他の何かの優先順位を下げてみることって、意外とやらないで「検討しました」って軽く返事されることも多いので。ちょっと寂しいですよね。
まぁ、若手に対しての、あくまでザックリとしたイメージだと、
年間でたっけさん的ビッグイベントは、
★新春!紅白バンド合戦
★10代の衝動vs20代の衝動
★平成維新
その次のランクで
★平成○年会
★OUT BACK TRIPPERとかのオープニングアクト
って感じです。
これまでも、紅白とか10代の衝動に出てるようなバンドって、卒業後も活躍してることが多いし、バンドシーンにとっても貴重な人材を輩出してるという自信はあるので。
ぜひ、モチベーション高めて参加してほしいです。
- 2010/11/01(月) 10:01:03|
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