12月もあっという間に半ば。
気づいたら後半のスケジュールが鬼のようです。
忙しいとは思ってないけど、予定が詰まってくるといろいろとやりくりを工夫しないとあっという間に12月終わっちゃいますね。
よく、バンドと勉強の両立とか、部活との両立とか、そういうことを聞きますが、
バンドを両立することの敷居が相当高いモノになっている人が多いのではないでしょうか。
必ずこうしろ、というものではないし、その人なりのペースがあると思うので、別にどれがいい・悪いといったものではないんですが、前提として、そのどっちも自分にとって大事で、欠かすことの出来ないものであるってことが大事ですよね。
やりたくないことの両立なんて、それをやらないための言い訳にしかならないわけで、
頑張りたくないから、もう片方の「やらなければならないこと」のせいでもう一方が出来ない、と自分を納得させてるだけってのが多いです。
「やりたいこと」は、やらされてやるものじゃないです。
やらされてる努力って、努力でもなんでもないですよね。
バンドの練習とか、個人練習とか、本来なら「やりたくて仕方ない」ものであるはずなんだけど、やらなきゃいけない、って思い込んじゃってることって、あんまりよくないんじゃないかなーって。
もっとシンプルに、原点に還って、自分が好きなことだから中途半端にやりたくない!ってくらいの気持ちが必要なんじゃないかなって思います。
そこで勉強。
まぁ、やりたくないってのが大半だと思うけど、自分の将来とか、進路のために必要なことはどんなものであるか、それって今の自分よりも若い世代のほうがピンとくるとは思うけど、別にやりたくなきゃやらなければいいんですよね。卒業くらい、勉強しなくても出席さえしてればできるんで。進学校で赤点8個でも卒業できたやついっぱいいるしw
要は、勉強は「してもしなくても」いい、だけど、しないとなんか不安になる。
バンドは「やりたい」けど、勉強が不安でできない。
大事なのは「バンドをやりたい」って気持ちの大きさだと思うんですよね。
だって、学生なんだから学校は行かなきゃだけど、バンドはやらなくてもいいわけで。
でもやりたい!って思うなら、気持ちしだいでいくらでも時間って作れるはずなんですよ。
大人になって、会社で働きながら、家庭ももって、子育てしながらバンドやってる人もたくさんいるし、
大学生で、講義も出ながら、バイトもやって、彼氏彼女もいて、ツアーやってるバンドマンだっていっぱいいる。
勉強だけとの両立ができないってのは単なる甘えだと思うし、単純に、それほどバンドに対する思い入れが強くないのかなって。
うちら上の世代に必要なのは、「本気でバンドやっててよかった!」って思えるようなイベントだったり、そういう気持ちにさせる熱いライブを若い世代に見せることだと思うんです。
いくら、言葉でバンドも頑張れとか言っても、そういう気持ちが生まれてない人に言っても実感としてわかないはずだし、同じバンドマン同士、言葉以上に伝わるものって必ずあると思うから。
知ってほしい、バンドの楽しさ、ライブの気持ちよさ、自分が思うなにかをステージで表現した時にオーディエンスがそれを受け止めてくれた時の感動、まだまだ経験したことのないすばらしい瞬間がライブハウスには溢れてるはずで、だけどたった数回ライブしただけで全部伝わるとは思ってない。
小さな目標を少しずつ達成していって、次の小さな感動を知ってもらう。
継続していくことで、それまで見えなかったものって見えてくると思うんです。
バンドマンでも、スタッフでも、たった数回で何かを決め付けてしまうほど簡単なものではないと思うから、「やりたい!」って気持ちがあるうちは、ぜひ継続してもらいたい。
あきらめたり、自分に都合のいい理由を付けて辞めるのは簡単。自分も傷つかないし、何もなかったことにできるのは、楽だけどもったいないよね。
やりたい気持ちが、今自分がイメージしているところよりも強くなったら、自然と両立って出来てるんじゃないなって。
あ、もちろん本来の学生の勉強をやらずに遊んでたり寝てたりしてたらちょっとマズイけど、あくまでバンドとの両立の場合ね。
バイトだって、お金必要なんだから、やらなきゃ食えないよね。
バンドは、「やりたい」気持ちが一番。やらなくてもいいことだから、逆に気持ちしだいで優先順位はいくらでも変わる。
簡単に辞めれてしまうものだから、続けた時に出会える最高の景色を見れる人はごく僅かかもしれないけど、高校3年間という短い時間でも得れるものって、すごく大きいと思うんだよなぁ。
最近、いろんな世代の、懐かしい顔ぶれと出会う機会が多くて思うんだけど、やりたいことを続けてきたことは、絶対に間違いじゃなかった。
そんな気持ちに、数年後になってくれればうれしいな。
紅白バンド合戦2011出演が決定しました。
EGNISH、ぜひ若い世代にも見てほしいな。
2010/12/14(火) 23:47:58 |
たっけの日記 |
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