こんばんは、たっけです。
31日打ち合わせ→クラブ、1日イベント、2日イベント→某ライブハウススタッフと飲み、今日は某レコード会社A&Rと打ち合わせしつつ長時間に渡り語りました。
日々、濃い時間を過ごしてます。
特に、最近はSA-Dの契約に関連して、自分もA&Rとして対会社的な仕事も増えつつ、仙台のシーンに関わる様々な現場の方と話をする機会が増えました。
ライブハウスシーンとはまた違う、いわゆる音楽をひとつの事業として考えた場合のビジネスパートナーが、水面下で動き始めています。
面白くなることは間違いないし、そういうつながりが形になってきたのは刺激になります。
興味深い話もたくさんあるし、それがイベントやTAKE UP SEEDとしての事業にも大きく影響しているって実感があります。
特に最近実感したのが、例えばレーベルとしてあるバンドのリリースをサポートしたときに、バンドに対してアドバイスしたり活動の方向性に助言をしたりすることは多々あるんですが、その内容に関して、あながち間違ってはいなかったんだなっていうこと。
少なからず音源を出すとか、ツアーにいくとか、そういう活動はバンドをただの趣味の延長ではなく、将来的な職業として考えているからこその動きであるわけなんですが、そのバンドがやるべきこと、起こすべきアクションに関して、自分の考えはそれなりに的を得ていることであると。
ざっくり言えば、メジャーの第一線で活躍しているバンドのスタッフや大手レコード会社のスタッフが求めるバンド像、あるいは期待する成長の過程が、自分の思う一アマチュアバンドに足りないこと、改善すればいいのになと思うこと、バンドの運営方法といったベクトルと一致していることに気づいたわけです。
何を頑張ればいいかということが明確なんですね。
バンドマンが意外と気づかないようなこと。
まぁ、自分でもこうすればいいのにって部分はそんなに間違ってないとは思ってましたが、いざ話をしてみると、裏づけもあって、自信になります。
過信はしてないつもりですが、方向性は間違ってなかったと。
まぁ、結果は蓋を開けてみないとわかりませんが。
ただ、それを知るにつれ、やはり若い世代のバンドに対する価値観や、考え方のギャップに危機感を感じてしまいます。
自分の役割というか、求められる部分を少しでも形にできればいいのですが。
すごく抽象的なことしか書けないんですが、例えば昨日のライブでStill Rockin'がMCで「プロになる!」って言ってましたが、じゃあどうすればそうなれるか?っていうことに、かなり明確なアドバイスはできると思うんです。
ただ、それが全ての目標ではない時代だということ。
バンドをやりたいからバンドをやっている、そんなシンプルなことが、当たり前ではなかったりするんですよね。
受験のために塾に行く、そんな感覚で楽器を持ったり、ステージに立っている人もおそらく多いんじゃないかなって気もします。
音楽がすき。バンドがすき。そういうシンプルな感情が、アクションを起こす動機に繋がりづらい時代に、自分らちょっと昔の世代ができることを、いろいろ考えるようになったのも大きな変化です。
難しい文章になっちゃいました。
まぁ、何かしらアクションは起こしていきます。
冬はRECと制作に追われそうです。
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- 2009/11/04(水) 04:24:03|
- たっけの日記|
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