昨日は某レコード会社の人とまったり焼鳥しつつ、いろいろ語りました。
根本的にはやはり『好き』ということ。そこから、
応援したい!なにかしてあげたい!そんな気持ちが生まれてく。
自分にできること、たとえばそれがイベントだったり、ライブハウスのブッキングだったり、新人発掘だったり、様々な立場があるけど。
だから、好きになれるアーティストがいるってことがたぶん大前提なんだと思う。
逆に考えると、
今、バンドとかソロとかスタイルはいろいろだと思うけど、音楽で成功したい!って考えている人は、そういう部分にももっと意識を持っていくべきだと思うんですよ。
自分のどこが好きか。好かれるのか。演奏技術、ミス、音作り
気にするポイントが大分ずれてる人が多い気がします。
もちろん大事なんだけど。
ライブをガンガンやって、「今日どうでしたか!?」ってスタッフに聞いて、課題がいろいろ見つかったから次回またがんばります!
それをただ繰り返してれば売れるか、って問題なんです。
もちろん、ただなんとなくバンドをやって、そのうちどこかと契約できたらいいなー
なんて漠然と考えているバンドはたぶん5年後も変わってないと思うんです。
バイトして、日々悶々としながらもバンドは続けてる、そんな20代。
じゃあ、バンドで上を目指すって何なんだろう?
音楽でメシを食べるってのはどういうことだろう?
それはビジネスですよ。はっきりいって。
自分がより売れる『商品』になる。売れるための商品開発をしていく。
その意識がない、あるいはしょうもないプライドとか理想論で視野が狭くなってしまってるのか。
保障もないし、覚悟だって必要。
別に、趣味で楽しくバンドをやるということが間違ってるとは思わないし、それもひとつの楽しみ方ですから。友達とわいわいとバンドできればいいって人も、全然OKなんです。大歓迎です。
そういう人たちのための楽しみ方はたくさんありますから。
ただね、そういう覚悟もなしに、プロになるとか、メジャーでとか、将来は音楽一本でとか、軽々しく口にする割に、それに見合う努力は怠ってる人があまりにも多い気がしてならないんです。特に若い人には。
うまくいくならプロで、とか。
なれたらメジャーで、とか。
ゆとりなんですかね。
周りはみんなライバルでしょう。
仲良くみんな順番に主役が回ってくるとでも思ってるんでしょうか。
本気だからこそ、数少ないチャンスを必死に掴もうとしている。
真剣にガッつく。自分から自主的にアクションを起こす。
本音でぶつかってくれる。
そういう人を、応援したいなぁって思うんですよね。
演奏がうまい人、ミスしない人を探してるわけじゃないんですから。
なんにせよ、難しい時代になったなってことですね。
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- 2009/10/31(土) 23:14:13|
- たっけの日記|
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