2日目は雨でした。
朝の搬入で、テントがないので身動きとれず、だいぶ時間ロスしちゃいました。
実行委員もてんやわんやでしたねー。
それでも本番スタートしたら天気も回復して、涼しくてちょうどいい気温。
風もあって、すごしやすい1日でした。
今日は個人的にアシスタントのスタッフを付けまして。
現場を知るにはいい機会だと思うので、今後もちょくちょく誘おうと思っているのですが、やっぱ華やかなライブのイメージを持ったまま裏方の仕事に関わると、その地味っぷりに驚く人が多いようです。
力仕事だし、モノを運んでばっかりだし、本番中は意外とすることがなかったり、退屈に感じる人もいるみたいですね。
ギャップにガッカリして辞めてしまう人が圧倒的に多いんですが、やっぱり最初から楽しくてイメージどおりの仕事をやらせてもらえると思ったら大間違いで、その憧れのポジションにたどり着くまでにみんな地道な下積みをして、怒られて考えて、それでも挫けずに続けてきて、やっと一人前になれるのかなーと思ってるので、簡単に諦めてしまうのはもったいない。その程度の好きではきっと続かないよって、よく専門学生にも話したりします。
ちょうど自分のステージが終わったあと、撤収も終わってとある関係者と打ち合わせがあったのですが、昔ながらの熱血論では現代のゆとり世代には伝わらないことが圧倒的に多くて、それは業種問わず共通の悩みみたいです。
音楽だって、理論だけで上手くいく方程式はなくて、やっぱり無駄かもと思えてしまう熱量があって初めて気持ちが届くというか。上手いからとか、技術も大事だけど、それだけではない部分がものすごく大事なんじゃないかなって感じることが多いんです。
説明するのが難しい部分だけど、そういうことに気付くか気付かないかって、その人の持っているスキルを生かすための大事な要素なんじゃないかなって思います。
いい勉強になることはたくさんあるんだけどね。なかなか飛び込んできてくれない。
体験してないから、説明してもわからない。楽しくない。続かない。
やらないで考えても絶対にわかるわけないからね。
アクティブに、気持ちに正直に行動できる人はすごく貴重な存在だと思います。
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- 2011/09/11(日) 23:59:45|
- たっけの日記|
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