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- 2025/01/24(金) 08:27:54|
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実は大忙しでした。
紅白バンド合戦2010、お疲れ様でした。
今年は紅組の優勝ということで、2年連続の快挙ですね。
2010年も紅白からイベントがスタートということで、イベント初めの機会にいろいろと思うところを。
ちょっと辛口なことを書くとですね、
年々、演奏技術という面では確かに上達してきています。
個々のプレイに関しては、自分たちが高校の頃とは比べものにならないくらいスキルがあがってると思います。
ただ、それどまりなんです。「上手いね」レベルというか。
ステージの上で見せる高揚感とか、イベントの盛り上がりで生まれる爆発的なエネルギーとか、
そういう、アーティスト性という部分では、ピンとくるようなバンドがいない気がします。
優等生が多いというか、飛びぬけた存在が生まれにくい環境なのかもしれません。
あとは、人間的にドライな人が多いのでしょうか。それとも無関心なのか。
個人プレイが多いと思います。バンドにおいても、イベントや、公共生活においても。
自分が中心の事柄にのみ関心があって、それ以外は無関心。
一緒に盛り上げよう、という意識が、当たり前ではなくなってしまったのかもしれませんね。
「なんで他人を盛り上げなきゃいけないの?」みたいな感覚なのかもしれません。
バンドマンもだし、お客さんもだし。
最後、全然人が残りませんでしたね。見るもの見たから帰ろう、という感じでしょうか。
おそらくそれが「普通」な時代なのでしょう。少し寂しい気がします。
ライブというものは、バンドのスキルアップだけが目的じゃないし、上手いバンドだけが優遇されるものでもないと思うんです。
ライブハウスはバンドマンだけの場所じゃない、ひとつの社会の中の公共の場であることが前提です。
イベントを打つ人間としても、バンドを育てる以前に、「人間を育てる」という部分をもっと重視していかなきゃいけないのかもしれません。
最近、若者と、僕と同世代のバンドとが一緒のステージに立つイベントのたびに、先輩バンドマンからお叱りを受けます。「最近のゆとり世代は・・・・」と。主に、マナー、常識、礼儀作法、態度、などなど。
当たり前のことが当たり前にできない時代だと、そう思われてもしかたない、それはなんか悔しいと思いませんか?
挨拶や、「よろしくおねがいします」「ありがとうございます」の一言が言えない人。
楽屋を占領して散らかしたまま帰る人。
注意されても外でたまって騒いでる人。
当たり前のようにライブハウスでライブができることを舐めちゃいけませんよ。
無責任なバンドは、いずれ活動できなくなるのは目に見えてます。
キャンセルが増加傾向にあるのも、自己中心的な人が多いことの現われなのかもしれません。
環境が壊れてしまってからでは遅いんですよ。全て。
これを読んで何かを感じた人は、ぜひバンドの練習の前に、自分自身の行動や考えを振り返ってみて、今年これからの行動で見せてほしいなと思います。
○年会とか、そういう輪がダメな若者の代名詞になってしまわないように、いい影響を発信できる輪であってほしいと思ってます。
ちょっと面白くない話でしたが、年始のいい機会ですので、そういうことも発信していかないとなと。