毎年のことですが、平成4年会、平成5年会に関して、ホームページで告知してあることでうまく理解してくれない人のために、わかりやすく書きます。言い方が冷たいとか思わないでくださいね、説明すると固くなっちゃうので。
3月末に平成5年会を、4月頭に平成4年会を、それぞれ開催します。
TAKE UP SEEDのイベントは、誰でも好きな日を選んで出れるというものではありません。
こちらから出てほしい日に誘います。
自由だったら、別にイベントやる必要なんてないので、直接ライブハウスに「○月○日に出してください」って言えばいいと思います。
イベントをするからには、狙いとか、意図があります。
このバンドとこのバンドが一緒になったら刺激になるかな、とか。
このバンドにはこういう対バンだとお客さんも楽しめるだろうな、とか。
そういうことを常に考えて、ブッキングをしています。
最近はバンドの都合が優先されてて、出てもらいたい日になかなかイメージ通りのバンドが集まりません。
そうすると、本数を減らして、イベント一つ一つの質を高めようと、主催する側も努力していきます。つまり、誰でも気軽に、という部分は多少諦めます。
そんなわけで、今年は平成5年会は1日のみです。
高校1年生というのはあたりまえですが、選ぶ基準があります。
まず、見たことがあるかどうかという点。
TAKE UP SEED主催のイベントに出ていることですね。知らないバンドを急に出したりはしません。
ボランティアではないので、しっかり判断します。
同じ世代のシーンを盛り上げていきたいと考えてます。
なので、1回ライブをやったらしばらく休止、なんてバンドが集まっても盛り上がらないと思うんです。
定期的に活動していけるバンドを選びます。
なので、1,2月にも出演しているバンドが優先です。
3月だと、5年会そのものが近いので、ちょっと遅すぎます。
全てのイベントで言えることですが、演奏の上手さは全く関係ないです。
1ヶ月くらいライブを休んだからといって、劇的に上手くなるようなことはまずありません。みんな言うほど変わってません。
つまり、「上を目指す」とか、「バンドのレベルアップのため」ということを理由にライブのペースを落とすくらいだったら、ライブのペースはそのまま、個人練習の量を倍にするほうが、レベルアップに繋がります。
そういう意識のバンドを優先して声をかけています。
頑張ってるバンドが活躍して、いい目標になってほしいからです。
みんな頑張ってると思いますが、もっと頑張ってる人もたくさんいます。
「自分はこの程度」と決めたらそこでストップしますよね。
だから、そこはきっちり他人と比較します。
上手さじゃなくて、「どのくらい伸びてるか」を。
かれこれ高校生を10年以上見てきているので、今後、どのくらい伸びるだろうな、という点でかなりの確信をもてます。
そういうバンドをより強力に応援したいと思ってます。
思い出作りも大事ですけどね、みんなが頑張って、努力して、苦しいこともあったけど、それでも壁を乗り越えてたどり着いたところで作る思い出のほうが、何倍も感動的で、一生記憶に残る思い出になると思います。
ライブだって、ただステージに立って楽しかった、だけじゃなく、もっともっと頑張ってやっと立つことのできたステージのほうが、感動も大きいし、もっと楽しいと感じると思います。
だから、頑張ってほしいので、こういうやりかたでイベントを企画してます。
結局まわりくどくなってしまった。
とりあえず、急に○年会にだけ出たい、というバンドは全て断ってますのであしからず。
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- 2009/12/22(火) 20:20:09|
- たっけの日記|
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