イベントに、人が全然入らないんですね。
かつては毎回100人なんて当たり前。
追加チケットが足りなくて何度も発券してた時期もありましたが、
最近はROOKIES GATEですら100人いかない日がほとんど。
県外からバンドを呼んだら、みんな楽しみで毎回大勢の若者が集まったものですが。
昨日きた2バンドとも、メンバーが変わったり体制が変わったりで心機一転のツアーでしたが、かつてはそういう時代にも仙台に来てくれていた、長い付き合いのバンド。
おそらく今まで仙台に来た中で一番、ホールにいた人が少なかったんじゃないでしょうか。
悔しいよね、やっぱり。
自分を信頼して仙台のイベント任せてもらってるんだもん。
STUDSだって、NO USE FOR A NAMEとか、B-DASHとか、ALISTERとかのアクトで仙台来たりしてるバンドなのに。
ただバンドのせいにするんじゃなく、根本的にイベントの在り方についても変わってきてるんだなって。
呼ばないのが悪いんじゃなく、こういう時代のニーズに沿ってなかったんだと、そうも思うわけです。
今までは、バンドを始めてもライブをする機会がなかったり、敷居が高くてステージになかなか立てなかった若い世代へ、その敷居を下げてまず最初の一歩を踏み出す場を提供しようというスタンスでイベントを企画してきたんですが、
もはや敷居が下がりすぎて誰でも簡単にライブができてしまう状態。
そういう役割はもう終わったのかなと。
じゃあどうする?
敷居をあげましょうか。
誰でも簡単には出れない、そういうイベントになればいいんだと。
選ばれたバンドだけが立てるステージ、そういうプレミア感を演出するステップを提案してみようと思うんです。
あとは、みんな一等賞的なやりかたはダメですね。ゆとり。
徹底的に贔屓してやりましょう。
応援するバンドと、そうでないバンド。
決して邪魔したり蹴落としたりってわけではないんですが、「何かをするバンド」と、「特に何もしないバンド」の差別化。
各学年、毎年そのシーンを牽引していけるようなリーダー的バンドがいたんですが、最近それを見かけなくなりました。
ちょっと前で言ったらDENGEN・HAIGEとか、その前だとつのちよ・THE WOODSTOCKS ORCHESTRA・HEAD ROCK CONPANY・甚平とか。
最近もalbatrossとかSA-Dとか、小粒ながら代表格と言われるバンドがいたんですが、ここ数年は完全に横並びです。
待ってても現れないなら、積極的に押し上げていこうかと。
カリスマ的な部分は持ってるモノなのでどうしようもないですが、それを発揮する説得力の部分。演奏やステージや技術、後から身につく部分を押し上げていければ、何かは変わるんじゃないかなって。
要はやる気の問題なんですが、そのやる気も口だけの甘ったれた人が増えてきてしまってるので、本気でやったらこうなるよってことを実践していけたらいいんじゃないかなと。
方法論は、これまで積み重ねてきた経験と実績があります。
成長って、掛け算だと思うんですよね。
1+1+1+・・・って地道な努力も大事ですが、
やり方しだいで×2、×3とか、効率よく成長できると思うんです。
後は本人が1なのか、1.2なのか、1.5なのか。
そこは自分自身ががんばるしかない部分なので、アドバイスするとしたら「頑張って」としか言えませんが。
何かアクションを起こさなきゃいけない時期かもしれません。
危機感を感じているのは自分だけでしょうか?
来るものは拒まず、去るもの追わず。
最近は濃い絡み方ができる若いバンドマンも少なくなりました。
そういう意味でも、周りのバンドからいい波が広がっていくように、
徹底的に身内贔屓をしてみようかと。
どうなることやら。
3ヵ月後くらいが楽しみです。
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- 2009/11/16(月) 19:35:21|
- たっけの日記|
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