2009年03月号(通算63号)掲載インタビュー
ヒノタマロック
http://ip.tosp.co.jp/i.asp?I=hinotama69
[MEMBER]
Vo:ヒロシ
Vo:タクロー
Gt:セイジ
Ba:ヒッキー
Dr:タカオ
[PROFILE] 青森で結成、2MCスタイルで活動中。フロアを一気にヒートアップさせるハイテンションでピースフルなライブパフォーマンスと、ROCK・FUNK・POPSなど様々なテイストを独自にMIXTUREしたサウンドで幅広いフィールドで活躍中。
[LIVE SCHEDULES]
■3/21@仙台enn
■4/28@長町RIPPLE
-捉え方ひとつでポジティブになれるし、楽しむことが一番
がむしゃらにやっていれば、付いてくるモノは付いてくるから-
■それでは自己紹介からお願いします。
タカオ ドラムのタカオです。
ヒッキ ベースのヒッキーです。
タクロ ボーカルのタクローです。
■どういった経緯でこのメンバーが集まったんですか?
タクロ 地元青森の友達同士で高校時代に組みました。最初はラルクのコピーでした(笑)あとDragon Ashとか黒夢。
■今とはだいぶかけ離れたサウンドだったんですね。いつ頃から今やってる感じのサウンドに変わっていったんですか?
タクロ 高校3年生あたりからですね。
タカオ ラルクの時はタクローがベース弾いてたよね。
タクロ 青森のTetsuって言われてたし(笑)
■高校を卒業してからはみんなすぐ仙台に引っ越してきたんですか?
タクロ ギターのセイジが仙台の専門学校に進学することになって「俺も~!」みたいな感じでした(笑)
■現在は2MCスタイルで活動していますが、このスタイルは誰が提案したんですか?
タクロ なりゆきです。
タカオ たぶん高校の時にオリジナルをやり始めてから、当時ベースだったタクローがボーカルになってそういう曲になったよね。ミクスチャー的な。
■「ヒノタマロック」というバンド名にはどんな意味が込められているんですか?
タカオ これもなりゆきだよね(笑)
タクロ 高校の文化祭の当日に行ったらそうなってたみたいな。危うく「男塾」になりかけたって言う(笑)
■ホームページ見ると結成直後に解散してますよね(笑)
タカオ たしか1回もライブすることなく解散、すぐ再結成してますね(笑)
タクロ とりあえず組んでみましたっていう
ヒッキ じゃ書かなくていいじゃん(笑)
■一時期活動休止がありましたが、その後復活する時にはどんな気持ちでしたか?
タクロ なんだかんだあっても戻ってくると家みたいな感じですね。やっぱり落ち着くっていう。
タカオ ホームって感じですね。
■去年復活してからはバンドもプライベートも精力的に活躍してますよね。長い間バンドをやってきて、メンバーの意気込みに変化とかはありましたか?
タクロ 俺は変わってないですね。
タカオ 基本変わってないよね、常にユルいよね(笑)
ヒッキ 好きだからやってるってだけです。
■曲作りはどんな風にやってるんですか?
タクロ まず俺とヒロシがメロディーと歌詞を持ってきて、そこからできていきますね。
■歌詞にはどんな思いが込められているんですか?
タクロ 歌詞は自分が体験したことだけを言葉にしてます。その方が伝わると思うんで。アレンジはメンバー全員でやってます。
■メンバーのルーツを教えてください。
タクロ ルーツかぁ…自分?(笑)特にこれといってないんですが、好きなのはボブ・マーリーですね。
ヒッキ ルーツというか音楽を始めたきっかけは、中3くらいの頃にGLAYが流行ってて、高校に入ってバンドに誘われてとりあえずギターを買ったんだけど、指は5本しかないのになんで弦が6本あるんだ!って思って。ジャーンって鳴らしたけど全然おもしろくなくて、ギターを買った次の日にベースを買いましたね。
タカオ ドラムを始めたきっかけは実はXJAPANだったんですよね。高校の軽音楽部みたいなところに入って友達がギター、ベース、ボーカルをやるから、俺はドラムしかないってなって。一番最初にX JAPANの「Rusty Nail」のコピーをやったけど全然叩けなくてそこからXJAPANはやらなくなりました(笑)その後は時代の流れでラルクとかDragonAshとか、J-ROCKやJ-POPをやってましたが、その流れが一番強いですね。いまだにウタモノとかすごい好きですね。
タクロ ヒロシはミスチルとか好きで、セイジはBON JOVIとかアメリカのハードロックが好きですね。
■練習とか相当したんですか?
タカオ そんなに練習はしてなかったかな。
タクロ 友達の後輩の家に小屋みたいな場所があって、そこに篭ってたね。5~6時間くらい?
ヒッキ しゃべり5時間くらいだね。
タクロ 楽しむことを知りました。
■ヒノタマロックといったらもう大御所という感じですが高校時代とか挫折したこととかありますか?
タカオ ドラム辞めようと思ったことはあったなぁ。ラルクの虹をやった時に「こんなの叩けねぇよ!」って(笑)
タクロ 挫折はないな。たぶん挫折と感じてないだけかもしれないけど。自分の中でどう処理するかだと思う。ネガティブに捉えればネガティブになるし、ポジティブに捉えればポジティブになるし。
タカオ あの頃は何やってもうまくいっていたように思えますね。大会出てZeppSendaiにも来れたし、CDも出したし。
タクロ 楽しんでるかどうかって見ている人が一番分かるからね。
■長年活動していますが、昔のシーンと比べて感じることはありますか?
ヒッキ バンドブームだった頃と比べれば良くはなってないんじゃないかな。
タクロ 今の子は上手いね。うちらが高校の頃より絶対演奏は上手いと思う。
タカオ うちら元々10代の頃は青森でやってたから当時の仙台のシーンのことはわからないけど、仙台ってライブハウスもいっぱいあるし、先輩のバンドと近い距離にいて、年上のバンドがいっぱいいて仲よくなる機会が多いのが羨ましかったですね。青森はちょっと年を取るとすぐ仙台とか東京に出ていっちゃうから周りに高校生しかいないんですよ。そういう意味では、上手い人も多いし、人間関係がすごく広がって、先輩のバンドともつるめるし、いい環境だと思いますね。
タクロ そういう意味では、その役割を担ってるTAKE UP SEEDみたいな存在があるってすごく幸せなことだと思いますよ。こういう人がいてくれないと繋がりもできないと思うし、尊敬してますよ。マジで。
タカオ 青森でもそういう環境があったらよかったのにって思いますよ。
タクロ せっかくこういうことをしてくれてるんだし、いい意味で利用した方がいいと思う。若い頃ってありがたみとかも分からないと思うし、俺らも今でもわかってないこともたくさんあるし、もっと年を取ってから感じることもあると思うけど、こういう存在って大事だと思うから、繋がりとか大切にして欲しいですね。
■以前COCKER SPANIELのインタビューでも話しましたが打ち上げも大事ですよね。
タカオ うちらは打ち上げではパンチがなくてパンツもないっていう(笑)
タクロ それこそ年上の先輩バンドに打ち上げでいじめ…優しくお世話になったからね(笑)それが楽しかったし、味わったことも無かったし。
ヒッキ 打ち上げは来た方がいいね。
タクロ 安心すると思う。うちらみたいなやつがバンドやっていっても大丈夫なんだって。この人たちうちらよりももっとバカじゃんって(笑)
■たしかにヒノタマロックの雰囲気はステージでも変わらない楽しさがありますね。
タクロ バンドに人間性が出てるっていいじゃないですか。完全にアホなんだけど、話をしている時とステージと一緒で、うちらはありのままでやってるし、それを見て楽しんで欲しいですね。
■今後のライブ予定を教えてください。
タカオ 3月21日にTAKE UP SEED主催の「ROOKIES GATE vol.96」にゲスト出演させて頂きます。あと4月にも仙台CLUB JUNK BOXにて。詳しくはホームページを見て下さい!
■若い読者へのメッセージを!
ヒッキ やっぱり、長く続けることが大事かな。嫌なこととかもあるけど良いことのほうが多いから、そのささいな嫌なことを頑張って乗り越えたほうが楽しいと思います。
タクロ 好きならやれ。好きじゃないならやめちまえ。なんて言ってみたかったりして(笑)
タカオ 楽しくやるのが一番じゃないですかね。がむしゃらにできる時期だし、うちらもみんなで音を出すのが楽しいって思っていた時期だったから。がむしゃらに楽しくやってれば付いてくるものは付いてくるだろうし。
タクロ うちらも練習を練習と思ってなかったからね。それが楽しかったから。じゃなきゃ続かないよ。
■それでは2009年の目標をバシッと!
タカオ 今まで休んでた期間もあったので、新しい音源を出したり今年は原点に戻って新しいことをやっていこうと思っています!
■ありがとうございました!
全 員 ありがとうございました。
(インタビュー:のだたん)
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- 2009/03/01(日) 00:00:01|
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