挨拶をしっかりできるって、とても大事なことですよね。
打ち上げでもその話題になったんだけど、
初めて会う人同士、どうしても第一印象とか、見た目とか、態度とかでしか、なかなか判断できないですよね。
人間を見るといっても、なかなか初見では難しいです。
意外と、毎日たくさんの人と出会って、別れて、また出会って、それを繰り返していると、会った人をどのくらい覚えてるかっていると、ものすごくインパクトがあるか、なんとなくいい感じのやつだったか、明日には忘れてしまうような印象か、不快か、そのくらいの区別しかないと思うんですよ。
ほとんどが、思い出せないくらいの印象。可もなく、不可もなく。
だから、ただなんとなく共演したくらいじゃ、記憶に残らないんですよね。
記録としてバンド名が並んで載った、というくらいで、人間としては記憶に残らない。
第一印象って、大事ですよ。
「今日出てた高校生、元気あってよかったねー、挨拶もしっかりしてたし」
そう打ち上げで話をされて、少なくてもいい印象で初めての出会いを経たのはとてもよかったです。
比較的うちのイベントで県外のバンドと対バンするような高校生バンドは、ちゃんと挨拶できていいね、って言われることが多いです。嬉しいことです。
ただ、そうじゃないバンドが多いのもまた事実。
当たり前だと思うんですが、当たり前が当たり前ではないということも実はあるんだなと、カルチャーショックを受けることもある今日この頃、どうして挨拶をしなければいけないか、なんて説教したくないんですよ。
とても単純に、お互いが気持ちよくライブするための潤滑剤のようなものだと気づいてもらえれば。
バンド同士、スタッフさん、主催者、関わってくれている人たち、「おはようございます」「よろしくおねがいします」「ありがとうございました」とてもシンプルな言葉のキャッチボールだと思うんです。
その当たり前のことが当たり前になって、仙台に来るバンドや、年の離れた先輩バンドが、「仙台の高校生はすごく元気があって、暖かいね!」って思ってくれるようなシーンになっていってほしいです。
小さなことかもしれないけど、それが時間が経つにつれて大きなものになっていきます。
言ってしまえば、その日対バンした高校生バンドの印象が、そのまま「仙台の高校生」の印象になるわけですから。
今回オープニングアクトに抜擢したバンドは、とても気持ちよく挨拶ができるバンドだと思います。
また仙台に来てくれたときに、きっと覚えてくれていると思いますよ。
仙台は暖かい土地だなって、多くのバンドがそういう印象を持ってくれて、ツアーで訪れた時に、「やっぱり仙台はいい街だな」って、仙台を好きになってくれたら嬉しいですよね。
仙台の若手シーンが盛り上がっているという話もよく耳にします。噂が噂だけで終わらないで、いつでも暖かく迎え入れられるような、そういうシーンでありたいなーって、そんな気持ちでいます。
いろんな地域の若い世代の話を聞く機会が多かったので、そんなことを思ったりしました。
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- 2010/11/19(金) 23:05:58|
- たっけの日記|
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