ルーキーズね、どうしようかなって。
回を重ねて、世代が変わるたびに、意図してることとはズレが生じてきてるのかなって。
みんなに感じてほしい楽しさは、そんなものじゃないのになって。
それを伝えるエネルギーも、距離も、大きなものになりすぎちゃって、とても歯がゆい。
自分が何かを頑張ろうって思った時、それを行動に移すにはものすごいエネルギーが必要で、同じベクトルで頑張ろうとしている仲間がいるってことは大きな支えになると思うんだよね。
それが大きな波になって、いろんな人を巻き込んで、一人ではできなかったことでも、みんなで何かを起こせるきっかけを生むことができるだろうって。
ポジティブに、いろんなことを吸収して、成長して、一緒に盛り上げていける、"いいムード"を共有できる、そんなシーンを毎年積み重ねていけば、もっともっと楽しいことができるんじゃないかなって。
音楽的にも、人間的にも、世代を超えて伝えていけるものがたくさんあるから、それを発信できる場でありたいし、受け入れられる場でありたい。○年会だって、ただ集まるだけならわざわざやらなくたっていいんだし。偶然同じ年に生まれたっていうひとつのきっかけを大きな輪にして、各世代が切磋琢磨していける関係になれたらいいなって。上の世代にも、「若い人たちはこんな頑張って、立派なシーンを作ってきてますよ」って自信を持って言いたいし、逆に上の世代も「これが俺たちが創り上げたモノだ」って下の世代に伝えていきたいし。まさに相乗効果。
その輪を限定してしまったら、何も変わらないと思うんだ。
狭い世界に閉じこもるための場ではないはずなんだよね。
別に、音楽で飯を食べるとか、何かを犠牲にするとか、そんなことは全然関係ないんだ。スポーツでも勉強でも同じ。自分が夢中になってやれることがたまたま音楽だった、ってだけで。じゃあせっかく音楽に出会ったんだから、本気でやってみようよって。それを最大限活かそうよっていうだけ。
同世代のいろんな人たちと繋がるきっかけにもなって、それが刺激しあえる仲間になれば活動の幅も広がるだろうし。
ただ、そこだけに留まっては欲しくない。
今もっている知識や経験だけで全て判断できるほど、簡単なモノじゃないわけで、今まで知らなかった世界を知ることで、自分の中の価値観や、物事の判断材料って、どんどん変わっていくと思うんだよね。
今は「これは自分には無理だ」と決め付けていたことでも、そういうきっかけを経て「こうやることで自分にもできるかも」って考え方に変化がある可能性もあるわけで。その可能性を否定するにはまだまだ早いでしょって。あなたはそんな凄くもなんともないですよって。
若い世代からすれば、俺ら世代のやってきていることからヒントになり得ることはたくさんあると思うんだ。自分がもっと上の世代の背中を見て今の自分の考え方や行動に大きな影響を受けたように。
その第一歩であってほしい。そこはゴールじゃなくて、スタート。
まだまだ自分にも足りないことはたくさんあるけど、やっぱりキャッチボールするのにお互いが向かい合ってないと始まらない気がするんだよね。
いろいろと複雑な気分になった一日でした。
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- 2008/04/21(月) 02:59:34|
- たっけの日記|
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