話題のこの日も、自粛ムードですね。
いろんな人が、いろんなことを考え、悩んで、やるべきことを見つけて、行動してる。
たぶん、どれも間違いじゃないんですよね。
一生懸命考えた結果は、正しいも、間違いも、誰も決められないこと。
とても長く感じた3月が過ぎて、いつのまにか季節は春。
もしかしたら今までで一番、一人で考える時間が多かったかもしれません。
昨日、震災後初めてバンド仲間で集まって、飲みました。
いろいろとお世話になった方が仙台を離れるということで、送別会というか、最後に集まろうぜ!という感じで。
当たり前だった光景が、とても新鮮で、でもすごく懐かしくて、ほっとできる時間。
最近ずっと一人で片づけをしてたり、物を運んだり、1日に何も言葉を発しない日もあったんじゃないか、ってくらい黙々と作業をしていたのですが、たくさんの人と会ったり、話したり、笑ったり、そういうことがとても大事なことだと改めて感じました。
誤解を恐れず言えば、もう自粛はやめよう!と思った。
不謹慎に怯えて躊躇してても、何もよくならないんじゃないかって。
自分よりもっと大変な人や地域はたくさんあるのはわかるし、その当事者じゃなければ本当の辛さもわからないかもしれない。
でも、自分は無事で、元気に生きてる。
だからこそできること。自分の持ってるスキルと経験を最大限生かすことが最も効率のいい活動だと思うんです。
1回2回の募金よりも、長期的な支援ができる基盤を作ること。
自分まで潰れちゃったら、逆に迷惑かけるばかりでなにも良くならない。
身の丈にあったことを精一杯やっていこう。その道のプロが最前線でやってるんだから、そこで競ったり力のない自分を悲観してても仕方ないし、それだけが支援の形じゃない。
ここ数日、ニュースに流れない震災の皺寄せを身近に感じて、ちょっと弱気になってました。
実際、今もそれほど強気になれてないけど(笑)
でも、それも大事なんだよなーって。溜め込んでもよくないし、普段だってそういう時は酒飲んだり気分転換したり、愚痴ったりしてるわけで、今それをしていけない理由がない。
自粛ばっかしてたら、衣食住に関わる職種以外の業界はマジ潰れちゃうよ。
それは嫌だな、って思う気持ちに正直に。
イベント、再開します。
打ち上げもやるし、残念会もやる。花見だって大事な経済活動じゃん。
東京が自粛するなら、仙台でやってやろう。元気だってコトを見せてやろう。
まだまだ元通りってなるには相当の時間がかかると思うけど、待ってても何も変わらないし、誰も助けてくれない。何もしないままで、被災した人の気持ちが晴れることだってない。
自分は全ての人を幸せにとか、復興支援とか、そういう大きなことは言えないから、自分がこれまで育ってきた仙台のバンドシーンを活気あるものになって、かつ自分も生きていける方法を考えて行動していこうと思います。
4月24日のWILDCARD、決行します。
詳細は後ほど。
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- 2011/04/01(金) 17:14:30|
- たっけの日記|
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