去年、定期的に開催していたPLAYGROUNDってシリーズを、今年は復活させて行きたいなって思ってます。
最後はVIPS、影炎、パトリオット、のスリーマンイベントだったっけか。
1バンド50分の持ち時間で、どんなライブができるかなって試みでした。
その前は、バンドで歌ってるボーカリストをソロで集めての弾き語りライブ。
ボーカリスト同士のコラボとか、その日ならではの楽しみもあって、いいきっかけになったと思います。
企画ありきのイベントは、どうころぶかわからないドキドキ感もあるし、基本的にこういう企画の場合はバンドにノルマをかけてないので、果たしてお客さんにどれだけ受け入れられるかも蓋を開けてみるまでわかりません。
いろんな企画は浮かぶんだけど、やはりネックになるのは会場となるホール代。
こればっかりは、内容に関わらず同じ金額なので、一般のライブハウスを使うとなると、どうしてもペイラインってのがあるので、チケット単価だったり、バンド数もある程度決まってきます。
何でもかんでも安くすりゃいいってもんではないけど、実験的に行う企画を打つには、ちょっとリスクが高いんですよね。
ホール代10万円だと、チケット1000円なら100枚がペイラインだけど、500円にすると200枚になるので、ちょっと今のご時世それでは赤字確定ですよね。
そこで、このシリーズはBAR TAKEを使って開催してたんですが、まぁぶっちゃけ自分で機材を持ち込んでるってこともあって、リスクは低めに設定されてます。なので、ちょっと冒険できるってこと。
ノルマをかけない理由は、その企画に必要なバンド・アーティストに協力してもらって、一緒にそのイベントを創るって作業をしていくことが大事だと思うから。同志というかね。
TAKE UP SEEDのWEBでも書いてるけど、理想はノルマなしだから。そうやっていきたいし。
でも、それが成り立つのは、きちんとしたプロ意識(別にインディーでもアマチュアでも、ステージに立てば同じだと思うから気持ちの問題でね)をもって取り組めるバンドだということ。
そうじゃないと、ただの「タダでできる」ライブになってしまう危険性が高いから。
自分、ライブハウスの人間じゃないので、毎回のイベントを企画するときは、ただ「やりたい」とか「呼びたい」ってだけではなくて、集客やチケットの販売数、収支のバランス、そしてもちろん企画によって生まれる繋がりやバンドへの影響なんかも考えながら組んでいるんですが、アイディアの段階でおもしろいなって思っても、実際にやるとなるとなかなか現実的に難しいこともあるわけです。
そういうアイディアを実現するときにクリアしていくべき問題に優先順位を付けていった時、別に広いステージとか立派な設備とかがなくても、そこにステージがあって演奏できる環境さえあれば、目的は達成できるんじゃないかなーって思うんですよ。
最初はお客さんが少ないかもしれないし、バンドに認知されないかもしれない、企画の意図がうまく伝わらないかもしれない。
でも、イメージどおりに行けば、おそらくバンドにとって大きなメリットがある企画になるんじゃないかなーって。
ただライブの数をこなせばいいとは思わないし、安けりゃいいとも思わない。
お金を遣わせるわけじゃなく、きちんとお金が発生する場に立ってパフォーマンスを見せているわけだから、そこにバンドとしての責任感とか、「ライブをする」って立場を自覚して欲しい。
「発表会」じゃないんですよ。
なんかそのあたりの意識が薄れてしまってるような気がするんですよね。
そういうものを再確認してもらうためにも、新しい試みをスタートしていきたいなと。
具体的には、もうちょっとプランがまとまって、狙ってるバンドにも声をかけて、ミーティングしてから告知していこうかなと。
若い世代から、本物のライブバンドを育てていきたいなーって気持ちもあります☆
どうなることやら。
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- 2011/03/02(水) 23:27:20|
- たっけの日記|
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