長丁場、お疲れ様でした。
今日はRIPPLEステージ袖スタッフの菅野氏が神がかり的なスピードで転換を進めてくれたので、多少の演奏の時間オーバーはあっても巻き気味に進行できました(笑)素晴らしかったです、マジで。彼は本気でしたw
こういう裏方に支えられてイベントは成り立ってるんですよね。
さて、肝心のライブはというと、一番感じたのはどのバンドもここ数ヶ月で格段に成長してきたなってこと。どのバンドも実力の差はほとんどないですね。
なかなかこの世代とは、ゆっくり腰をすえて話をしたりする機会が少なかったので、正直バンドとの距離がまだ遠いなって感じることも多かったんだけど、最近少しずつだけど打ち上げに連行して(笑)いろいろと音楽話をする機会が増えた気がします。
だから、そういうバンドが見違えるようにレベルアップしてる姿を今回見ることができたのがとても嬉しかったし、きっとそれはバンド自身も少なからず実感できたんじゃないかなと。
Infectionとかリアルに感動するくらいカッコよくなってたし、THE WHOLE LOTとかMetal Hereticsとかも、バンドが伝えようとしているモノが見えてきて(もちろんまだ荒削りではあるけど)、どのバンドもほんと頑張って来たんだなっていうのが感じられました。
名前を挙げたバンドに限らずそれはどのバンドも同じで、3年会のイベントにかける気持ちの大きさが嬉しかったです。
もちろん、それと同時に課題も見えてきたしね。
実力が均衡しているということは、逆に言えばリーダーシップを取れる中心的なバンドが不在ってこと。
良くも悪くもみんな真面目なんだなって。バンドもお客さんもなんかおとなしい気がするんですよね。パックマンもMCで言ってたけど、みんな楽しくないのかなー?って思ってしまう反応も、この世代の特徴なのかな。
このイベントで狙ってる部分でもあるんだけど、ライブを楽しむために必要なことがいくつか条件あって。
まずはバンドの気持ち。イベントを一緒に盛り上げようとか、次のバンドへいい流れを繋いでいこうとか、イベントに対するモチベーションをどれだけあげれるか。
そして、自信を持って演奏できるかどうか。これは普段の練習次第なんだけど、たとえ下手でもステージ上では自分が最高にかっこいいんだって言い切れるくらいのパフォーマンスを見せてほしいし、そう思うためにも日頃の練習を本気でやってくることが大事。
最後に、たくさんのオーディエンスがいること。おそらくこれだけ多くのお客さんの前で演奏する機会はなかなかないと思うんだけど、ステージに登場して満員のフロア見ればテンションも上がるし、緊張するかもだけど気合いも入ると思うんだよね、実際。それを実感できたら、やっぱりそこからは努力。見てもらうためには、お客さんを呼ぶことだってバンド活動の大事な要素だからね。
一度、今までにないくらい「楽しい」って気持ちを知ってもらえれば、今後のライブの大きな目標にもなると思うし、バンドをなんでやってるの?って部分のひとつの答えにもなる気がするんだ。
卒業するまでに、それはどのバンドにも味わってほしいな。
もちろん、そのためにイベントだって本気で企画するし、それに向けてバンドも頑張ってほしい、そういうお互いの気持ちがかみ合えば、もっともっと素晴らしい空間って共有できると思うからね。
なんか話がまとまらなくなってきたから今日はこのへんで。
- 2008/12/14(日) 23:59:36|
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