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- 2025/01/24(金) 06:03:16|
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今日は「CHALLENGE STAGE-高1夏の陣-」ということで、
高校1年生!!
若い!!
毎年そうなんですが、世代が代わるとある種のカルチャーショックに襲われます。
自分が中学でバンドを始めた頃に生まれた方々ですね( ̄□ ̄;)!!
ここ何年かはライブのスタート時期が高1の終わり~高2の頭くらいでちょっと遅かったので、今年はもっと早い時期から【脱・部活】的なライブを勧めていこうと思っていまして、夏休みの開催にしました。
会場がBAR TAKEということで心配だったのが、『果たしてお客さんは全員入るのか!?』というキャパの問題。
普段4~50人くらいで盛り上がっているところなので、バンド関係で100人越えは前代未聞。
前日の仕込みから、楽器置きスペースを作ったり、できるだけホール内をスッキリさせて広く使えるように工夫しました。
ステージも手作りです。←
おかげで後ろの方からも演奏者が見やすくなりました。
どのバンドも初々しくて、いい緊張感があってよかったのですが、
雰囲気はやっぱり「部活」ですね。
もっと広い視野でバンド活動を考えられるようになってくると、自ずと同世代のシーンも盛り上がってくるのかなぁとは思います。これ1回きりじゃなくて、ライブハウスシーンにかかわる機会をもっと増やしていってほしいなぁと思いました。
個別にバンドとゆっくり話をする時間がなかったので、気になった点をいくつか。
●チューニングが全体的に甘い
ほぼ全バンドに言えるんですが、全員バラバラです(≡д≡)
リハーサルでいくつかのバンドのは直したんですが、たぶん買ってから一度も張り替えてないようなギターもあったので、まず張り替えて、一からチューニングできるようになってほしいですね。
これがきちんとできるだけで、演奏が数倍うまく聞こえます。
チューニングがバラバラのバンドはなんか濁って聞こえますし、迫力もなくなります。
最近はセットの安いデジタルチューナーを使ってる人が非常に多いのですが、一回全部の弦を合わせたら、もう一回6弦に戻ってやり直してみてください。実は結構ずれてるんです(デジタルチューナーのランプが付いてもジャストではないことが多いので、ほかの弦を合わせてるうちに若干伸びたり縮んだりします)
正しいチューニング方法は、聞いてくれれば教えますので。
●ボーカルの声に合ったキーの曲を
たぶん、学校で組んだバンドは軽音部に入部してお互いよく知らないまま組むことになったパターンが多いんだと思いますが、これって実際あとから厄介な問題になったりするんですよねー;
やりたい曲もいろいろあると思うんですが、ボーカルが歌えないキーだったり、音域的に厳しい曲は、なかなか全力で歌えないものです。
ありがちなのが、男ボーカルで高すぎる曲、女性ボーカルで低すぎる曲、これらは出したくても大きな声で歌えないことがほとんどです。
よく、「もっとモニターからボーカルを返してください」という注文がありますが、元々小さい声を大きく出すのは限界がありますし、その場合はアンプの音量などをボーカルに合わせて下げてもらわないとおそらく聞こえないでしょう。
カラオケにもキーコンがあると思いますが、そういった場合はボーカルの歌いやすいキーに合わせて曲のキーを上げ下げしますよね。
その要領で、楽器隊のキーを変えて演奏したりして、ボーカルに合わせてあげるともっと歌いやすくなると思います。DのキーをCに変えるだけなら基本的にはフレットを2つ移動するだけだし、プレイに支障出るならチューニングを半音下げとかにすればいいので、工夫してみてください。
オリジナル曲にもそういうパターンはよくあります。
●元気よく!
特に男子。暗いです、みんな。
元気よくあいさつして、「お疲れ様でした」「ありがとうございます」ちゃんと目を見て話しましょう。
ライブハウスには、みなさんみたいな高校生バンドだけではなく、大学生、専門学生、社会人、そして県内外のプロのアーティストなど、「音楽」というフィールドで活躍する様々な世代の人がいます。
もちろんスタッフも含め、ほとんどが年上です。
そういう中で活動している以上は、たとえ部活だろうが、高校生のなかでちょっと上手く弾けますよとか思っていても関係なく、ステージに立つことができる感謝の気持ちと、他のアーティストの方々への敬意をもって取り組んでもらいたいです。
運動部とか上下関係が厳しかったりすると思いますが、それを学校の枠を超えて全世代に言えるのが社会です。一歩学校の外に出れば、社会の一員。自覚しましょう。
あとですね、意外とみんなプレイ面の心配ばかりしてるんですが、正直上手い下手とかは聞いてる側はそれほど気にならないし、悪くいえばみんなそれほど違いはありません。
上手くなりたいとか、レベルアップしたいと思うなら、今のペース以上に練習してください。
「どうやったら上手くなりますか?
と聞かれれば、死ぬほど練習してください、というのが答えです。
1ヶ月で曲を2曲くらいじゃ全然足りません。
目に見えるほど上手くなったと感じるくらいなら、CDアルバム1枚分くらいは1ヶ月でコピーしてみてください。
それを毎月。
たぶん半年くらいで明らかに他のバンドより飛びぬけて上手くなります。
それよりも、アンプの使い方とか、音作りのコツとか、バンドアンサンブル、リズムといった部分は、どんどん質問して、年上のバンドマンやスタッフに聞いて、吸収していってほしいです。
部室の環境には限界があります。ライブハウスとは全然別モノです。
あと、使ったことのないアンプでも、いつもと違うアンプでも、基本的には一緒です。
アンプが変わったから音がよくなる・悪くなるというレベルの話ではないので、基本的な音作りの感覚をまず身に付けて、それから音について自分なりのオリジナリティを見つけていってもらいたいです。
ゲストのサトRUSHの時、やたら迫力ありませんでしたか?
使ってるのはみなさんと同じアンプだし、おなじドラムセットです。PAの機材も一緒です。
むしろ、アンプの音量は他のバンドよりやや小さいくらいです。
要はアンサンブルなんですよね。
そのことに気づくと、ライブのクオリティは一気に上がると思います。
とりあえず、曲作りとかクオリティをあげるための1ヶ月、2ヶ月は意味ないです。
「本気でやりたい!」と思ってるバンドさんがいたら、やり方も教えますので、ダマされたと思ってやってみてください。ガッチリやれば3ヶ月くらいで結果が出てきます。