ポッキーの日なんて表現もありますが。
6年くらい前はたしかfama volatのフルアルバムをリリースして(レーベルとしては15作目だっけかな)、プロモーションで各地を飛び回り、TV番組への出演とか、ラジオとか、メディアとか、いろんな場所で今でもお付き合いのある方々と出会った年でもありました。
レコ発は5DAYSとか、今じゃ考えられない無茶をしちゃってましたねー。
でも、それだけ周りのバンドにも支えられて、お互いいい関係を築けていたからこそ、ですね。
今年もあと2ヶ月弱で終わりますが、久々に激動の一年でした。
正直イベントとしては、ちょっと停滞期というか、やはり一人で全てを回していくことの限界を感じた年でもあって、
下半期はフリーペーパーCUE BASEの発行をお休みせざるを得ない状況でした。
充実した企画を組みたいとは思うけど、毎日の業務も深夜まで続いて、関わるライブの本数も月20本近く。
それ以外にもリリースやツアーのこともあるし、事務作業もてんこもり。
なかなか充実しすぎてる毎日です。
楽しいけどね、忙しい自分は嫌いじゃないので(笑)
ただ、それと反比例して希薄になって行くのが人間関係。
若手のイベントと言われつつも、もう今の世代とはダブルスコアの年の差なわけで、
やっぱり以前みたいな距離間ではつきあえなくなってしまってます。
意識の差というよりも、世代の差がリアルに感じられるし、それは埋められない部分じゃないかなと。
バンドの方がむしろ業務的に淡々とイベントに出演するという感じだし、むしろそれが今は当たり前なんだと思う。
安いノルマを選んだり、友達が出る日がいいとか、年上のバンドと一緒にやる機会にはあまり興味がなかったり、19時過ぎには帰っちゃったり。
でも、それがたぶん今の若い世代の標準であって、自分の求めてる部分はそこから比べると少し「ズレ」てるのかもしれないなって思うようになってきました。
信念とか、考え方は変わってないんだけど、それをどう若い世代のシーンに伝染させていくか、そして浸透させていくか。そういうところが、以前よりも希薄になった関係によって難しくなってしまっているように思うんです。
自分の努力不足もあるにせよ、以前100の力で伝わったものが、今は200の力を加えるか、或いは伝え方を変えないと届かない。
最近ではTAKE UP SEEDって何ですか?的な声も聞くし、やっぱり若手との接点は年々薄くなってるんだなぁと実感。
それでも、自分と信頼関係が築けているバンドには精いっぱいサポートしたいという気持ちは変わりないし、毎年徐々に離れていってしまうバンドもいるけど、去るモノは追わず、前よりちょっとだけ自分にわがままになってみるのもいいかなーなんて思ってます。ボランティアじゃないから、やっぱりそこに何らかの価値は求めたいのです。
久々に時間ができて、今日はパソコンに向かって作業してました。
いろいろ思うことはあるけど、最近また新しい「いい出会い」があったりして、まだまだ自分の幅は広がって行きそうです。
頑張ろう!
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- 2012/11/10(土) 16:49:24|
- たっけの日記|
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